田舎暮らしは結構忙しい

「田舎で暮らす」というイメージに、どういう生活ぶりを考えるでしょうか。朝は日の出とともに起きて山歩きにいそしみ、夜は日の入りとともに眠るような、アウトドア系の生活。または、都会の喧騒から離れてのんびりと好きなことをして1日をすごす余暇のような生活。1日中菜園や畑の手入れに明け暮れたり、地元の集会に参加したりなどアクティブな生活もあります。どのような生活をするかは、その人次第です。 しかし、「田舎暮らし」を本気でやろうとすると、かなり忙しい物になります。よく「田舎へ行ってのんびりしようと思ったら、前より忙しくなった」などと言っている人もいます。田舎では何から何まで自分でやらなければならないことが多いため、1日を効率的に使う必要があります。買い物をできる場所が遠ければ、そこまで車で行くのにも時間がかかりますし、たとえ小さなものであっても菜園や畑の手入れにはかなり時間がかかります。多少本格的な畑であれば、毎日何らかの手をかけなければなりません。その中で、近所付き合いをしたり、地元のイベントに参加するようなこともあるかもしれません。 古民家に住んでいれば、台風の後は建物や瓦の確認、修理などが必要になりますし、薪ストーブを持っている人は寒くなる前に充分な薪を用意しなければなりません。仕事をリタイアして田舎に移り住んだとして、「田舎でのんびり」というイメージの通りにのんびりと何もせずすごせるとは限らないので、のんびり暮らしたい人はのんびりとすごせるような物件に住む必要があります。田舎でどんな生活スタイルで暮らすかは自由ですが、その生活スタイルにあった地方や、家に暮らしていないと、いずれ無理が出てきてしまいます。無理にいわゆる「田舎暮らし」をしようとしなくてもいいのです。誰もが野山を歩いたり、菜園を作る必要はありません。田舎に引っ越して、好きな本を読みながら1日家の中ですごすのも、豊かな「田舎暮らし」のひとつです。大切なのは、そこに住む人が満足して、幸せであることです。

田舎暮らしに車は不可欠

田舎で暮らそうと思ったら、やはり車は必要になります。公共の交通がなかなか発展していなかったり、過疎化によって運行が停止していたりなどしますので、車がないとなかなか好きなように移動できません。車がないと、買い物ひとつから大変な仕事になってしまいます。都会では駐車場代が高いですが、田舎ではその心配はありませんので、一家で1台ではなく1人1台くらいの考え方でいいかもしれません。近ごろでは、小さなコミュニティバスで集落の中をつなぐ試みをしている自治体もあり、またタクシーがあればタクシーを利用することもできますので、車を使いたくない人はそういう自治体を探すといいでしょう。

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